人材派遣の仕組み

自分のライフスタイルに合った仕事

mechanics-551265_640人材派遣は1985年の労働者派遣法により認可された雇用形態です。
人材派遣は、派遣元企業、派遣先企業、派遣スタッフの3者で成り立つシステムです。
通常の雇用関係では、雇用主と従業員との2者で成り立っています。
人材派遣の場合、雇用関係と使用関係が分離しているのが特徴です。
スタッフが雇用されるのは派遣元企業ですが、実際に働くのは派遣先です。
人材派遣サービスは、派遣スタッフにとっても、派遣先企業にとってもメリットがあるシステムです。
派遣スタッフは、勤務時間や勤務地など、自分のライフスタイルに合った仕事を選ぶことができます。
派遣先企業は、必要な人材を、必要な時だけ確保することができます。 

労働条件については、派遣労働法により定められています。
派遣労働法によると、期間は原則1年。
延長は最長3年まで可能です。
この期間を超えて、同一の業務を続けた場合、派遣スタッフを直接雇用しなければならないと定められています。
人材派遣には紹介予定派遣という形態があります。
これは、派遣先企業で直接雇用を前提にした働き方です。
仕事が決まったら、まず一定期間派遣先で、派遣スタッフとして勤務します。
そして、派遣先企業と派遣スタッフが合意すれば、派遣先企業で直接雇用となります。
しかし、直接雇用というのは必ずしも正社員を指すわけではありません。
直接雇用には契約社員やアルバイトも含まれ、この形では労働者派遣法には違反しません。 

安定的に仕事を続ける

しかし、直接雇用になれる可能性があるというのは、非常に魅力的ではあります。
なぜなら、直接雇用となれば、より安定的に仕事を続けることができるためです。
まずは人材派遣で望む職種につき、それから直接雇用となり、安定して希望の職種で働き続ける、ということが可能となるのです。 

エンジニアの職種については、専門性の高い仕事ですから、比較的長い期間、派遣としての仕事を続けられる可能性が高いです。
それはとりもなおさず、直接雇用のチャンスが広がるということ。
事務系の派遣なら、短期間で仕事がなくなるということもあります。
しかし、エンジニア系の仕事というのは、ニーズに対して供給がそれほど多いわけではないので、仕事を長く続けやすいのです。
もちろん優秀なエンジニアとなることができれば、その後直接雇用したいと考える企業も多いでしょう。
転職をするときには、自分にとってやりがいのある仕事を選びたい、という気持ちがまずあるはずです。
それを派遣というスタイルが叶えてくれます。もちろん、しっかりとしたスキルが身につくまで、複数の企業で、派遣として仕事をしてみるのも良いでしょう。

(参考記事)
人材派遣