新卒での就職活動に有利な資格

何らかの付加価値

資格取得新卒で就職活動をするときには、まだ自分の適性や就きたいと思う仕事がはっきりわかっていないということがほとんどです。
医学部など医療系学部のような、その先の就職先がかなり限定される学科の人なら方向性に迷うことはありませんが、文学部や法学部、一般工学部や理学部などその後の就職先が幅広い学科を修めた場合には就職先として選ぶ企業はかなりの数になることでしょう。
大卒というブランドが通用していたのは数十年も前のことで、全員が大学生になれるという今のご時世では、大卒であるということだけで就職が有利になることはまずありません。
六大学や有名私立のような全国的に名前の知られた大学であればネームバリューで勝負ができますが、いわゆるBランク大学と呼ばれるクラスの卒業生の場合、何らかの付加価値をつけておかなければ新卒時の就職活動を有利に運ぶことはできません。

実践的に役立つ少数の資格取得

しかし、就職活動を少しでも有利にしようと闇雲に資格取得を目指すというのもあまりよいことではありません。
新卒の場合には職務経歴書がなく履歴書とエントリーシートのみの書類選考となるわけですが、そこで少しでも目立とうと資格欄をぎっしり埋める人もいますがそれはかえって逆効果となってしまいます。
むしろ就職をしたあとに実践的に役立つ少数の資格取得をしておいた方が書類選考時には好印象を与えることができます。
資格そのものをダイレクトに就職に有利なものにしたいのであれば、司法試験や公認会計士、税理士のような排他的法律系資格が最も強い力を持ちます。
ですがそれらの資格は本気で勉強しても数年はかかるような難関資格なので、大学生としての本業をおろそかにして資格取得を目指すというのは現実的ではありません。
そこでおすすめをしたいのが、自分の修めた学科にプラスαとして仕事に役立つ能力があることを示すことができる資格です。

一般企業に就職をしたとしても、最初から自分の希望の課に配属になるとは限りません。
企業によってはわざと最初は希望ではない課において、そこから能力や適性を見ながら次の配属先を決めていくという育成方針をとっているところもあります。
そこで新卒時にとっておくべき資格は、どの課に付属になっても役立つジェネラルな能力を身につけることができるものということになります。
具体的には、企業における資金の動きがわかる簿記検定(2級以上が望ましい)や、英語能力を示すTOEICなどです。