資格がないと転職ができないのは本当か

難関資格にチャレンジ

資格現在の職種とは違った分野を含め、よりよい条件での転職をするため、難関資格と呼ばれるものに挑戦しようとする人も多く見られるようになりました。
資格関連のスクールや通信教材も充実をしており、中には先に現職を退職し、勉強期間として1~2年ほどを設けて本格的に取り組もうとする人もいるくらいです。
就職難と言われる状況になって以来、「資格がないとなかなか転職はうまくいかない」という考え方が一般的になってきており、転職のためには難関資格にチャレンジすることが必須とまで言われることもあります。
ですが、本当に資格があれば転職は必ずうまくいくのでしょうか?
また、資格がなければ異業種などへの転職はできないと考えた方がよいのでしょうか?

資格をたくさん記載しても…

一般的な結論からいうと、やはり資格はないよりもあった方が転職のときの書類選考では有利となることがあるようです。
ただし注意が必要なのが、ならばとばかりにやたらと資格をたくさん記載してもそれはそれでマイナスのイメージとなってしまうことも多いということです。
例えばあなたが面接官の一人だとして、営業職の求人に応募してきた人の履歴書に「調理師免許」「情報処理技術者」「カラーコーディネーター」「電気技術者」といったものが並んでいたらどう思うでしょうか?
話題は豊富でよいと思うかもしれませんが、特に資格があるからといってそれが面接に大きな影響を与えることもないでしょう。
一昔前の資格ブームでは、やたらと資格試験に合格することを楽しむ人がおり、履歴書に50個あまりもの資格を記載することを自慢しているような人もいましたが、果たしてそれがよい条件での転職につながったかというととてもそうとは思えません。

反対に、全く資格がないという人であっても、書類の書き方や面接の仕方によっては十分に希望の職種への転職をすることが可能です。
年齢的な制限はあるものの、おおむね30代の前半くらいまでであれば、全くの異業種への転職であっても、やるきやモチベーション、伸びしろなどをうまくアピールすることができれば面接での印象を飛躍的に良くすることは可能です。
資格は確かに転職活動には重要な要素となりますが、かといって資格さえとってしまえばあとはどうでもよいということには決してなりません。
大切なのは自分自身の適正なのだということを頭に入れ、その上で希望の職種につくためにはどんな資格を記載していくのがよいかを考えてゆくようにしましょう。